1954年 スパルタン マナー 28フィート

2024年9月日本へ直輸入いたしました。

1950年代のマナーは玉数が少なく、アメリカでもコレクタークラスの仕上がっている車両が多く、かなり高額で取引されており、良質な仕上げベース車両がなかなかない一台です。



フレームとボディを切り離し、フレームの補強・錆止め塗装、サブフロアの新設を行いました。

フレームオフの作業内容はこちらの記事でご紹介しております。



フレームオフしてのフレーム補強・錆止め塗装から始まり、サブフロアの新設、断熱材の施行、壁、天井、オーク材無垢フロア、コンセント+ダウンライト電気工事、新品フロント窓、テールライト周り国内仕様改善、新品タイヤホイール、LEDポーチライトなどなど、かなり手をかけて直しました。



非常に良い一台に仕上がっております。

ロイヤルマンションやインペリアルマンションは結構市場に出ているのを見るのですがなかなかショートサイズのマナーは少ないので、お探しの方はぜひこの機会にどうぞ。



外装は荒磨きは終わっているので納車前に最終仕上げいたします。

磨きはこのままで良いという方ははその分お値引きいたしますので、お気軽にご相談ください。



■車両サイズ

長さ:約880センチ

幅 :約245センチ

高さ:約280センチ


【2025.05.02追記】
5月1日に車検を取得しました。
イベントなどのレンタルでもお貸し出しできますので、お気軽にご相談ください。

1978年 エアストリーム トレードウィンド 25フィート

2024年12月下旬に弊社が直輸入した車両です。
1970年代後半モデルの”ちょうど良いサイズ”の25ftトレードウィンドを仕入れました。
同じ年式・グレードの車両を半年ほど前に仕入れたところお問い合わせが多く、すぐに売約となってしまいました。
売約後も問い合わせが多く、探していたところ偶然見つけた一台です。

【2025年2月20日追記】
内装をスケルトン化いたしました。
そのままに放置されがちな、床下にあるブラックタンク(汚水タンク)も取り外しました。
サブフロアがかなり良い状態で、しっかりとフレームとボディを繋げているので、このまま捨て張りをすれば良いフロアに仕上がります。

ベース車両として非常に良質な車体だと思います。
車検の取得や、各種施工など承りますので、お気軽にご相談ください。

【2025年5月16日追記】

外装の状態は良好で小傷はありますが、大きな凹みはなく、ありがちなアンダーベリー(腹下)の凹みもほぼなく良好な程度です。

内装もサブフロアの状態はよく、穴の空いている部分のみの補修を行い、その上にラワンの12mmの合板を捨て張りしております。
フロアタイルなどが施工できる状態にしておりますので、お好きな内装の仕様に仕上げることが可能です。
内壁は各部穴を埋め、オリジナルに近めのベージュ系の塗装を施工しております。

希少な純正のドアノブも生きており良い状態です。
全ての窓の開閉も問題なく、全ての窓にスクリーン(網戸)が付きます。
(画像にはスクリーンは写っておりませんが、納車時に網戸を張り替えて取り付けいたします。)

■車両サイズ
長さ:約765センチ
幅 :約245センチ
高さ:約280センチ

1951年 エアストリーム クリッパー 18フィート

2025年2月下旬日本へ直輸入いたしました。
間違いなく希少な一台を仕入れました。”1951年 エアストリーム クリッパー 18フィート”。
クリッパーという名前は第二次世界大戦前の1930年代にも使用されている古くから使われている由緒正しいエアストリームのグレード名ですが、
今回仕入れたモデルは大戦後の1950年〜1953年に販売されていたクリッパーとなります。
後期の1952年と1953年はフロントマスクが変更されてるので、今回のモデルは1950年と1951年にのみ製造された約50台のクリッパーの内の一台です。
また、この車両のシリアル番号は5076で、1951年のクリッパーは5070番台まで製造されたとの記述があるので、最後の方に作られたモデルだと思われます。

博物館に展示されるレベルの程度の良さのものであれば1000万円は優に超えてくる車両ではありますが、残念ながらこの車両は極上と言える状態ではないです。
外装はところどころ凹みがあり、内装も全て剥がされスケルトン状態です。
(極上のエアストリームをお探しの方は情報はありますので、お問い合わせください。)
その代わりと言ってはなんですが、価格的にはかなり抑えられております。
世界的にコレクタブルな一台を安価で手に入れるには絶好の機会です。

このモデルのフレーム構造はパイプフレームやフィッシュボーンフレームと呼ばれる方式なのですが、一般的なラダーフレームより強度的に劣るので、フレームオフしてフレームを作り直したり補強したり、やり直すのが理想ではありますが、現状走行に問題はなく、アリゾナの外れからロサンゼルスまで自走で牽引されてまいりました。
日本到着後、バラして確認したところ、フレームに錆や衝撃による大きなダメージはなく補修・補強で対応できるレベルと判断いたしました。
せっかくのパイプフレームですので、そのルックスを残してあります。
補強後、実際に走行したところ、揺れは確実に抑えられており、問題なく牽引できるレベルのパイプフレームエアストリームに仕上がっております。

内装は前部のドーム部分を残し、全て内装のアルミを剥ぎ、断熱材から施工し直しております。
アルミ素地で仕上げてあります。
このまま使用していただくことも可能ですし、ご希望でしたら塗装を行い色をつけることも可能です。
床はオーク材のユニ無垢フローリング材を使用いたしました。
ライティングのみ埋設で配線を行い、前後左右4箇所の壁掛けライトと床をぐるっと一周LEDテープライトを回してあります。

前後の窓はガラス調カラーのポリカーボネートにて新調済。

内装は新しく、外装はいい感じのやれ具合という仕上がりになっております。
エアストリームではなかなか言われませんが、ラットな仕上がりまたはパティーナな仕上がりになっております。

オリジナルのタイヤカバーも残っているのもこの車両のポイントの高いところです。
大抵は走行中に脱落してしまったり、オリジナルの接続金具が鉄のためアルミとの化学反応で腐ってしまい落ちてしまっている車両が多いです。
脱落防止、また錆防止のため、リベットで仮止めしております。

内装に写っているハーマンミラーのベンチは価格には含まれませんので、あらかじめご了承ください。

1946年 スパルタン マナー 25フィート

2021年に自社輸入し、販売した車両です。
2021年時に内装を全て剥がし、断熱材からやり直しております。

特筆すべきは電気工事は基本的に完了しており、鉄管露出で工業系のレセップを使用してLED電球が取り付けられております。
コンセントもアメリカンな雰囲気の黒の小判形の2口でライトスイッチも黒トグルでまとまっております。
エアコンも付いておりますが、牽引の際に外さないとハンドルを切れないので、設置後、配管しガスチャージ並びに真空引きが必要となります。

天井のベント部分から雨が侵入してしまうので、これは塞いでしまう予定です。

2年前の納車前に下回りを錆止め塗装し、その上からサビが発生している様子は見受けられないので状態は良いかと思います。
ボディの状態は良いので磨くこともできます。

フロントの3面窓は2021年に新品に替えてあるので、まだまだ、綺麗な状態です。

1947年 スパルタン マナー 25フィート

2022年11月中旬日本到着
スケルトン状態のマナーを仕入れました。

現在、サブフロアも剥がし、サブフロアからやり直しております。
フレームの錆は少なく、ボディの状態も良いです。
フロントの3面の窓は新品をインストールいたします。

【2023.1.31追記】
サブフロアを一新し、床材をヘリンボーン調で張り付け、壁は断熱材を新設いたしました。
サブフロアを剥がした際にフレームには防錆処理を行っております。
また、ボディは磨きをかけている最中です。

リアの窓は残念ながらアメリカで既製品のサイズの違うサッシを入れられてしまっていたため、フレームがカットされており、オリジナルに戻すのは難しかったので塞ぎました。
ここは雨漏り箇所なので、塞いでしまった方が安全ではあります。

断熱材から新設し、内側からもコーキングを行い、雨漏り対策をしております。

また、ホイールは新品(タイヤは中古)を用意しました。
しっかりと、ドラムや足回り部分は錆止め塗装をしております。

【2023.3.3追記】
内装の仕上げがあらかた完了いたしました。
木目を活かした艶ありの内壁に仕上げ、ヴィンテージな雰囲気を醸し出しております。
アルミの窓枠も全て揃っているので、窓を直した後に取り付けます。

【2023.4.6追記】
フロントの3面の窓枠をはめ、ボディ全体を磨きました。
磨きに関しては納車前に仕上げをいたします。

【2023.5.17追記】
ダイキンの床置きエアコン(単相200V)を取り付けいたしました。
ライティングレールも1本取り付けいたしました。