偉そうに言いますがね。

昨今の急激な円安で、横浜港に到着する船に載っているエアストリームはだいぶ減ってきているように見受けられます。
当然、安く仕入れたいわけですので、円安の際に仕入れたくないのは誰しもがなので当然の動きではあります。

円安が進行する前、とは言っても1年前程度の1ドル115円程度の頃は、港に大量にエアストリームが輸入されておりました。
それこそ、私がエアストリームの販売を始めた10年前あたりは一隻の船に1〜2台程度しか載っておらず、珍しがられたものでした。
ところが最近は10台は当たり前のように載っていたので、それだけ、需要が増えており、取り扱っている業者さんも増えてきているという事になります。

普段から仕事上、WEB検索でエアストリームに関する事を調べることが多いので、よく、エアストリーム業者さんの広告がリスティングされることがよくあり、見かけることが多いです。
それを見たところで普段は気にしないのですが、とあるお店の広告でモデル年式が全然違う車両がありました。
エアストリームを扱っている方であれば、初見である程度の年式やモデルは判別ができるものなので、知識があれば間違えるわけのない年式でした。
旧車でそのような年式間違いがあった際には相当の問題になるはずなのに、なぜかヴィンテージトレーラーはモデル年式間違いが多いです。

他にも、グレード名で「LAND YACHT」と書いてあるお店さんがおりますが、「LAND YACHT」はグレード名ではありません。
ひどいものだと「エアストリーム スパルタン」と書かれていたものも見たことがあります。
これは「トヨタ 日産」と書かれているのと同じことなわけで、メーカー名がただ並んでいるだけです。

おそらく、アメリカで出ている情報をそのまま鵜呑みにし、年式やモデル名をそのまま掲載してしまっているのだと思いますが、アメリカではエアストリームは個人売買が多く、かなり適当な情報が多いです。
知識があれば、避けられるはずのミスが、知識のない業者さんだとそのまま掲出されてしまいます。

日本ではトラベルトレーラーはあまり認知度がなかったものですが、ここ最近は認知度も上がってきており、興味を持たれる方が多いので、販売側がしっかりとした情報を持って、
良い車両をエンドユーザーに届けないと、満足度が上がらず、一時の興味やブームで終わってしまい根付かないと思いますので、ぜひともブームではなく一つの文化として定着できるよう、しっかりとした個体を販売できるように精進したいものですね。

ふと、この状況は、2〜30年くらい前のアメリカ車がブームになった際、並行輸入する際にメーターを巻き戻して距離を少なく見せて販売していた悪徳業者が多くいた際の問題に似ているなと思いました。
実際は30万キロ走っている車を、メーターを巻戻し5万キロで販売、乗ったらすぐに壊れてしまうという車が多く存在したせいで「アメ車は壊れやすい」とよく言われるようになってしまいました。
そうなるとユーザーはアメリカ車には乗らないと、すぐに興味を失ってしまい、一般層まで浸透せず現在に至ってしまいました。
もちろんサイズや左ハンドルなど他のハードルが高かったのもありますが。
※メーター巻き戻し車両はいまだに多く出回っているので、しっかりチェックして買いましょう。

トラベルトレーラーも、牽引、高額、大きな駐車場など、一般層まで浸透するにはハードルが高いと思いますが、無駄に悪い噂が広まるのは全体に良くない影響が出ますので、ぜひ、良い経験をしていただけるヴィンテージトレーラーを販売したいですね。

それでは。

ラブレターフロムカナダのちょっと南。

ワシントン州はタコマ近郊のエアストリームを扱っているブローカーから連絡があり、画像が送られてきました。
その画像は、全体が撮影できないくらい狭いところに置かれたエアストリームの画像で、一部づつしか映ってませんでした。
確かに、13枚パネルのホエールテールのオーバーランダーという希少なエアストリームなので、欲しいなとは思ったのですが、流石にその画像では判断できない旨を伝え、もうちょっと全体がわかる画像が欲しいと伝えたのですが、
先方からは、「引っ張り出すのが大変。買うんなら引っ張り出して綺麗にするよ。状態は良いから大丈夫。」との返答。

普通であれば怪しさ満点のこの返答ですが、このブローカーからは以前も購入しており、信用できる奴なので、「ええい、ままよ。」と一部の画像で判断し、購入を決めました。

そのエアストリームが先日、タコマの港に搬入されたのですが、
なかなかどうして、思った以上にボディーが良い感じで残っている個体でした。

株式会社ガレージランド エアストリーム ヴィンテージ 中古車 販売 輸入 埼玉県 在庫車両 中古車 ホテル 移動販売 AIRSTREAM

味のあるアルミボディに経年劣化しており、傷も多少はあるが、まあ少ないと言えるレベル。
来月の到着が楽しみな一台です。

それでは。

納車や車検が続き忙しくさせていただきました。

GW明けからは車検や納車やら準備やらで非常に忙しくさせていただいておりました。
エアストリームの車検は3台。
納車は富山や、浜松や、山中湖へとお納めさせていただきました。

よく、他の店で「31フィートのエアストリームは車検が取れない」と言われたと来店されたお客様が言われるのですが、長さは問題ではありません。
しっかりと”日本の法律”をクリアすればナンバーの取得は可能です。
(新しい車両は構造上無理なのもあります。)
ただ、一筋縄ではいかないので、あれやこれやと手を加える必要があるので大変です。

今回車検を取得した31フィートのエアストリームは、スムーズに合格といかず、陸運局で一泊していただくことになりました。

まあ大変なのと、法規上のつまらない部分をつっつかれたりするので、フラストレーションは溜まる一方なので、あまり率先してやりたくはないですが、販売したものの責任として、お客様に頼まれたらやらせていただきます。

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↑無事車検を取得した31フィートのエアストリーム。

ここからは、納車したエアストリームの仕上げの一部を画像でご紹介。

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↑テールライトやリフレクターなども新品に交換。

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↑納車設置後。磨き、オーニング生地張り替え、Aフレームカバー設置など、ご要望に合わせて仕上げました。

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↑サイドを開口したキッチン仕様エアストリームの車内からの眺め。

この画像はほんの一部でして、お納めするまでには当然ですが、たくさんの業務があります。
従業員たちの手助けもあり、無事、近々のタスクはクリアできたので、とりあえず一安心といったところ。

とはいえ、ご注文いただいたエアストリームをフレームオフから仕上げたり、フレームが曲がってしまっている在庫車の仕上げもあったりと、まだまだ、やらなければならないことはあるので、仕上げを進めていきたいと思います。

それでは。

在庫エアストリームの仕上げ。

最近はご注文いただいた車両の仕上げや準備でなかなか更新できておりませんが、しっかりと働いております。

在庫車両の軽仕上げが完了いたしました。

1979年 エアストリーム サファリ 23フィート

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比較的、この年式のサファリは珍しいので、弊社では初めて輸入いたしましたが、左右の窓がリアの窓と同じサイズで一般的な31ftなどより広い窓を採用しているみたいですね。
その他、詳細は下記リンクから、ご確認ください。

他の画像や詳細はこちらから

カフェスペース用エアストリーム施工。

ご依頼いただきまして、カフェスペース用のエアストリームを製作いたしました。
ベースは1972年エアストリーム アンバサダー 30ft。

内装は前に仕上げた車両なので、追加でキッチンやベンチ、吊り棚などを製作し、保健所の許認可が通るよう施工いたしました。

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良い感じで仕上がりお客様にも喜んでいただけたので、何よりです。

外装は鏡面仕上げをし、外れていたライトやリフレクターは新品に交換。
エンブレムは再塗装し、綺麗に仕上がりました。

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快適なカフェスペースになることを願っております。

それでは。