進捗 其の一 “1952y スパルタン スパルタネット 32ft”

色々と納車をさせていただいており、西の方へ行くことが多かったこの頃です。
在庫車両の仕上げも並行して行なってはいたものの、ちょっと遅れが出ております。
それでも良い感じで仕上げが進んでいるので、とりあえずスパルタネットの仕上げです。

まずは基本的に内装を剥ぎ、床下、壁、天井と、全て断熱材を施工。
ここでわかるのが、フレームや梁などの状態なのですが、
フレームの錆も少なく、梁も数箇所・劣化や剥がれはありましたが、思っていた以上に程度がよく、一人嬉しくなっております。
もちろん、フレームには防錆処理を施しました。

株式会社ガレージランド エアストリーム 輸入販売 AIRSTREAM

床下のアンダーパネルも劣化で、なくなってしまっている部分が多数あったので、全て剥がし、アルミ複合板にて施工。

株式会社ガレージランド エアストリーム 輸入販売 AIRSTREAM

さらには、サブフロアの施工。

株式会社ガレージランド エアストリーム スパルタン 輸入販売 AIRSTREAM SPARTAN

壁と天井をカナダ産のOSB材(ホームセンターでは売ってないやつですね。)にて施工。

株式会社ガレージランド エアストリーム スパルタン 輸入販売 AIRSTREAM SPARTAN 埼玉県狭山市

株式会社ガレージランド エアストリーム スパルタン 輸入販売 AIRSTREAM SPARTAN 埼玉県入間市

と、ここまで出来上がってきました。
かなり良い感じになってきておりますが、ここのところ気になっているのが、結構、材料費がかさんできてるんですよね。。。

原価が。。。

頭の中では高田渡の「値上げ」がリフレインしております。

早いうちにお話があれば、現在の金額でいきますが、
後々、完成時に原価計算して厳しいようでしたら、上げてしまうかもしれません。

何台も施工しているにも関わらず、原価計算ができていない私に原因があるのはもちろんですが、
結局、やってみると、あれも必要、これも必要。というケースが多々あります。
ヴィンテージトレーラーの場合は手直しは必須なので、どこまで手を入れるのか、どれだけ時間と費用がかかるのか、ざっくりで良いと思いますので、あらかじめ金額を出しておいた方が良いですよ。

(そうすると、うちの在庫車の金額が高くないことがご理解いただけると思います。ニヤリ。)

ブリジストンのCMじゃないですが、ヴィンテージトレーラーこそ「ちゃんと買い」をお勧めいたします。

それでは。