本当に新規入庫車。

7月上旬に日本に到着予定の2台です。

1台目は1947年 ウエストウッド タホ 21ft。
かなり珍しい一台です。が、さすがに72年前の車両ですので、お疲れ気味です。
内外装ともにリフレッシュさせてから、詳細はアップしたいと思います。

特に外装は、ウエストウッドやバガボンドなど、この頃のトレーラーはアルミ地ではなく、鮮やかなカラーリングが特徴なので、雨漏り対策も含め、ラッピングにて仕上げようと考えております。
検索すると、様々なカラーでレストアしている車両が見つかるので、私もどうしようか悩むのですが、基本的にシンプルな方が好きなので、ルーフとボディーのツートーンで分けようかなと思っております。

何色にするかは検討中。

2台目は1975年 エアストリーム ソブリン インターナショナル 31ft。

ガレージランドの事務所も1970年代後半の31ftなので、この辺りの年式は個人的にも親しみやすく、使い勝手が良い印象です。
飲食店や、事務所など、スモールビジネスにもってこいのエアストリームだと思います。

太平洋を渡り、ご来日いただきましたら仕上げを進めさせていただきます。

それまでに、ご注文いただいている車両の仕上げや、日本国内登録など、作業を行ってまいります。
そろそろ梅雨入りということですので、ジメジメした季節ですが、バリッと仕上げていきます。

それでは。

新規入庫車?

ヴィンテージなエアストリームが入荷してくれれば嬉しいのですが、
残念ながら今回は、仕事上、必要になった”自動車”の入庫です。

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画像は後ろ姿ではありますが、2001年 GMC ユーコンデナリ 新車並行車です。

私がアメ車屋さんで働き出したのが、ちょうどこの年代なので、非常に懐かしく、またある程度勝手も知ってるので、調子の良し悪しや、故障しやすい箇所、その対策など、対応がしやすく、さらには部品も比較的安いというメリットもあり。

何より車両自体がとにかく安い。。。

こんな、中途半端な年式の大排気量のアメ車など、日本では必要とされることはまあないわけで、価格が非常に落ちてるんですね。
一昔前の(いまだによく見ますが…)、メーター巻き戻しが横行していた頃の「壊れやすいアメ車」というイメージのおかげもありますかね。。。

車両自体は年式の割には良質で、カナダ並行車で13万キロ台と比較的少なく、内装の状態もそこそこで、各機関の状態もとりあえず問題なし。
内装に関しては、私にとって最重要事項の一つ「禁煙車」というところが、ほぼほぼクリアだったことが非常に嬉しいところです。
外装の塗装がオリジナルではなく残念ですが、探している時間も少なかったので、そこは目をつぶることに。

目的なしの普段乗りでは確かに選ばない車両なわけですが、仕事上必要になったと言うことはやはり”牽引”が目的なわけです。
5mちょっとの長さと6.0Lの排気量で、まあ問題なく引っ張れる車です。

偶然ですが、アメリカのシッパーさんも同じ型のGMC シエラで牽引してました。

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ちなみに、上記画像で引っ張られているボールズエアロは、ガレージランドチコ(カフェ)の4代目食堂車が同型のボールズエアロを使用していたのですが、それをご覧になられたお客様よりバックオーダーをいただき、探し出した一台です。
ボールズエアロは当時の販売台数が少なく、現存している車両は減少傾向なので、アメリカ全土に範囲を広げて探しておりましたが、ロスから比較的近くの内陸部の方で見つけることができました。
東や北のほうですと、アメリカ国内の陸送費で余計なコストが嵩んだり、地域によっては車両の質も落ちてしまう可能性があったので、長い間、湿度低めの乾燥地域で過ごしていた良質な車両で一安心でした。
これから太平洋を横断いただき、日本にてお過ごしいただきます。

他にもレアな車両を仕入れておりますので楽しくなっております。

それでは。

リンツクラフトお納め。

1948年リンツクラフト16ftを納車いたしました。
同じ埼玉県のお客様でしたので、ご近所のお知り合いさんを除けば一番近い納車先となりました。

このお客様のかっこいいのが、古いフォードのピックアップで引っ張られるという事!
快適そうに引っ張って行かれたので、非常に画になる後ろ姿で、その姿に見とれてしまい写真を撮り忘れました。。。

私も本来はヴィンテージトレーラーを扱うものとして旧車で引っ張りたいものですが、
如何せん、良く言えばリスクマネージメント、要するにビビリなわけで、現代の車で引っ張っております。

という事なので、納車の際には、牽引するためのウエイトディストリビューションヒッチや、ブレーキコントローラーの簡単な使い方など、実際に引っ張る内容をご案内させていただきました。
今後のリンツくんの活躍が非常に楽しみです。

話は変わりますが、最近、若い頃に一緒にアメ車屋さんで働いた元同僚が辞めたとのことなので時間がある時にカフェで使用しているキッチンカーの磨きをやってもらってます。
エアストの磨きは初めてとのことで、いろいろ戸惑っておりましたが、なかなかどうして綺麗に磨いてくれてます。

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早く、全体が光ってる写真を撮りたいですね。
それでは。

GWもとうに過ぎ。

世間では10連休というGWもすでに終わり、最高気温が30度を超え真夏日になると言われ出した今日この頃ですが、
私はGW中も特に休むこともなく、とはいえ、周りが動いていないといのもあり、いつもよりはスローペースでまったりと仕事をしておりました。

ここのところ、お客様からバックオーダーをご依頼いただいている車両を、ずーっと探しているのですが、なかなか見つからずかなり困っております。
タイミングというのは難しいもので、1~2ヶ月前はちらほらと見かけた車両も、いざ本格的に探し始めるとぱったり見かけなくなってしまうという車屋あるある状態です。
ご希望の納期もあるので、見つけなければいけないのですが、如何せん、出物がなければ何も動けません。
こればっかりはアンテナを常に張り巡らせて探し続けるしかないですね。

先月、納車に伺った奈良県は黒滝村にある「徳田銘木」さんで購入させていただいたブラックウォルナットの一枚板に鉄足をつけ、食堂車のカウンターテーブルにしました。
エアストの窓の高さに合わせてテーブルの高さを決めたのですが、ちょうど立ち飲みにぴったりな高さになりました。

両側にズラーっとカウンターテーブルを伸ばし、エアストリームの立ち飲み屋さんなんてのも良いですね。

食堂車にはカウンターテーブルの他にもう一つ、テーブルを設置する予定ですが、現在、入荷待ちなんです。
今は仮のテーブルなので、到着が待ち遠しいのですが、今月中には届くはず。
それもまた、エアストにぴったりのテーブルなんですよね。
私にとってはかなりの高額でしたが。。。

食堂車の商談もいただいておりますので、テーブル到着より早く決まってしまうかもしれません?
販売のためのモデルルームとしての食堂車ですので、お問い合わせがあることは嬉しい限りです。

それでは。

進捗 其の二 “1976y エアストリーム ソブリン 31ft”

前回の記事に続いて、在庫車の仕上げについてですが、
今回は1976年 エアストリーム ソブリン 31ft 。

こちらの車両は当方の敷地内で営業しているカフェ「ガレージランド チコ」の5代目食堂車として仕上げを行いました。
リアにある、ブラックタンク、グレータンクを外し、スケルトンにした後、サブフロアに防腐剤を塗布し、その上に、杉の野地板をはっております。
フローリング材ではないので、ご使用の用途に合わせて張替えが可能です。
新品ではなくちょっと野ざらしにした木を使ったので味がでていて個人的には好きですが。

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壁や天井はプラサフを粗めに吹き付け、その上にアイボリーホワイトの艶消し塗料を塗っております。

他にもタイヤハウス部分は、進行方向右側はベンチとして座れるようサイズと高さを調整して製作し、
左側は最低限の大きさでカバーを製作しております。

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電気も3mのダクトレールを設置し、他にもコンセントを2箇所設置しております。
配管は基本的に鉄管を通しております。

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今週の土曜日、4月20日よりカフェの営業を再開するので、それに間に合うように内装を先に仕上げました。
まだ、カウンターテーブル用の鉄足が届いておらず、完成とは行かないのですが、
それなりに形になったので一安心です。

カフェの営業はGWや、貸切BBQのご予約もあり、変則的な営業となりますので、
お越しの際はinstagramアカウントをチェックしてみてください。

外装もオープンまでに仕上げたいなと思っているので、頑張ってみようと思います。

それでは。