ヴィンテージなエアストリームが入荷してくれれば嬉しいのですが、
残念ながら今回は、仕事上、必要になった”自動車”の入庫です。
画像は後ろ姿ではありますが、2001年 GMC ユーコンデナリ 新車並行車です。
私がアメ車屋さんで働き出したのが、ちょうどこの年代なので、非常に懐かしく、またある程度勝手も知ってるので、調子の良し悪しや、故障しやすい箇所、その対策など、対応がしやすく、さらには部品も比較的安いというメリットもあり。
何より車両自体がとにかく安い。。。
こんな、中途半端な年式の大排気量のアメ車など、日本では必要とされることはまあないわけで、価格が非常に落ちてるんですね。
一昔前の(いまだによく見ますが…)、メーター巻き戻しが横行していた頃の「壊れやすいアメ車」というイメージのおかげもありますかね。。。
車両自体は年式の割には良質で、カナダ並行車で13万キロ台と比較的少なく、内装の状態もそこそこで、各機関の状態もとりあえず問題なし。
内装に関しては、私にとって最重要事項の一つ「禁煙車」というところが、ほぼほぼクリアだったことが非常に嬉しいところです。
外装の塗装がオリジナルではなく残念ですが、探している時間も少なかったので、そこは目をつぶることに。
目的なしの普段乗りでは確かに選ばない車両なわけですが、仕事上必要になったと言うことはやはり”牽引”が目的なわけです。
5mちょっとの長さと6.0Lの排気量で、まあ問題なく引っ張れる車です。
偶然ですが、アメリカのシッパーさんも同じ型のGMC シエラで牽引してました。
ちなみに、上記画像で引っ張られているボールズエアロは、ガレージランドチコ(カフェ)の4代目食堂車が同型のボールズエアロを使用していたのですが、それをご覧になられたお客様よりバックオーダーをいただき、探し出した一台です。
ボールズエアロは当時の販売台数が少なく、現存している車両は減少傾向なので、アメリカ全土に範囲を広げて探しておりましたが、ロスから比較的近くの内陸部の方で見つけることができました。
東や北のほうですと、アメリカ国内の陸送費で余計なコストが嵩んだり、地域によっては車両の質も落ちてしまう可能性があったので、長い間、湿度低めの乾燥地域で過ごしていた良質な車両で一安心でした。
これから太平洋を横断いただき、日本にてお過ごしいただきます。
他にもレアな車両を仕入れておりますので楽しくなっております。
それでは。