数え年42歳、本厄につき。

みなさまご存知の通り、2024年となりました。
弊社は変わらず、いつも通りエアストリームに囲まれたり、引っ張ったりして業務を行っております。

毎年、私の初詣は、時期は問わず、納車などで伺った先の著名な神社仏閣に参拝することで済ましている事が多いのですが、今年は家族がいることもあり近所の神社にお参りいたしました。
というところで、神社の張り紙を見て、そういえば今年は本厄だと思い出した次第なのですが、私個人の本厄より、弊社が創業10年目という方が、私としては気を引き締める一つの区切りとなっております。

30歳で日本政策金融公庫の創業者向けローンで借りた数百万円を握りしめて、どうしようと右往左往しながら起業したのを非常に懐かしく思います。
まずは友人と購入した2台のエアストリームを自身の事務所にすべく、DIYで内装を行いました。
やはり、一度やってみることは重要で、バラしてみると構造であったりウィークポイントだったり、良いところ悪いところ等々さまざまなものが見えるもので、弊社のエアストリーム販売のベースになっております。

アメリカでエアストリームの仕入れを行う際に「exhausted」という単語と共に売却を希望している個人ユーザーを見受けます。
日本語で言うと疲れ切ったとか枯渇したなどという意味ですが、DIYの本場のアメリカ人ですら、体力、お金、時間などの要因で断念する方が結構数いるわけで、自身で施工してみる事は、良いことばかりではなく苦労を経験するというのも意味のあるものでした。

また、その自分で施工した事務所エアストリームに、結構な年数の週の半分くらいは寝泊まりしていたので、日本(埼玉)の春夏秋冬での快適性・不便性も体験しております。
そのような経験をお客様の目的に合わせてお伝えしております。

エアストリームは万能ではなく、限りある小スペースの箱です。
特に弊社が扱っているのは「ヴィンテージ物」といえば聞こえは良いですが、要するとアメリカで使用された中古品です。
その小さな銀色の中古の箱に夢を詰め込むのは良いことですが、できる事、できない事、良いところ、悪いところ、をしっかりと判断し、お客様の用途に合わせてご提案をさせていただく事で、お客様の目的に合うエアストリームをご提供できると考えておりますので、ご検討のお客様はお問い合わせください。
尚、あちこち行ってしまっていたり、時間に追われていて、十分な対応ができない可能性がございますので、ご来店はご予約制とさせて頂いておりますので、事前にご連絡をお願いいたします。

本厄+起業10年目の2024年も4月くらいまではエアストリーム製作の予定で埋まってきておりますので、粛々と業務をこなして参ります。

それでは。