ヘコミまで愛して。
世の中は忙しいようですが、桜の季節ですね。
毎年、桜の時期にエアストリームでも引っ張って桜との写真を撮ろうと思ってはいるのですが、なかなかタイミングが合わず流れてしまっていたのですが。
今年はなんとか在庫車の1951年エアストリーム クリッパー 17ftがあらかた仕上がったので、回送がてら近所の桜並木で写真を撮りました。
フロントとリアの窓がまだ出来上がっていないので窓なしの状態での撮影となってしまい残念でしたが、桜は待ってはくれないので致し方なしですね。
この1951年エアストリームクリッパーですが、1951年は50台程度しか作られておらず希少な1台となっております。
ただ、外装のコンディションは極上かと言われるとそうではなく、フロント周りやリアのドーム部分に凹みがございます。
好みになりますが、個人的には旧車は俗に言う「未再生現車」が好きな方でして、やれ感や傷などもその車体の歴史として刻んできたものと捉えます。
この車両はそういった意味でかなり良いアジの出ている一台になっております。
凹みはあるけど、左右のタイヤハウスカバーはしっかり残っていたりと要所はしっかりと押さえているのもポイント高いですね。
内装はというものの、断熱材からやり直しアルミ素地で仕上げてあります。
フロントのドーム部分のみオリジナルを流用しましたので、そこはオリジナルのグリーンとは異なりますが、グリーンで再塗装しております。
またライティングのみ埋設で電線を這わしてあり、前後の左右4箇所に壁掛けのライトを。
床を一周ぐるっとLEDテープライトを回しております。
パイプフレームの補強も行っておりますので、高速走行はしておりませんが安定した走りをしてくれました。
ライト周りも配線し直したので赤ウインカーのまま車検を取得する予定です。
デイリーユースできるパイプフレームエアストリームに仕上がっております。
城卓矢の「骨まで愛して」にならってヘコミまで愛してくれる嫁ぎ先を募集中でございます。
それでは。