1951年 エアストリーム クリッパー 18フィート

1951y Airstream Clipper 18ft


年式
1951年
メーカー
AIRSTREAM エアストリーム
グレード
CLIPPER クリッパー
サイズ
18フィート
外装
オリジナル
内装
スケルトン→軽仕上げ予定
車検
車検取得予定
車両価格(税込)
737万円
コメント

2025年2月下旬日本へ直輸入いたしました。
間違いなく希少な一台を仕入れました。”1951年 エアストリーム クリッパー 18フィート”。
クリッパーという名前は第二次世界大戦前の1930年代にも使用されている古くから使われている由緒正しいエアストリームのグレード名ですが、
今回仕入れたモデルは大戦後の1950年〜1953年に販売されていたクリッパーとなります。
後期の1952年と1953年はフロントマスクが変更されてるので、今回のモデルは1950年と1951年にのみ製造された約50台のクリッパーの内の一台です。
また、この車両のシリアル番号は5076で、1951年のクリッパーは5070番台まで製造されたとの記述があるので、最後の方に作られたモデルだと思われます。

博物館に展示されるレベルの程度の良さのものであれば1000万円は優に超えてくる車両ではありますが、残念ながらこの車両は極上と言える状態ではないです。
外装はところどころ凹みがあり、内装も全て剥がされスケルトン状態です。
(極上のエアストリームをお探しの方は情報はありますので、お問い合わせください。)
その代わりと言ってはなんですが、価格的にはかなり抑えられております。
世界的にコレクタブルな一台を安価で手に入れるには絶好の機会です。

このモデルのフレーム構造はパイプフレームやフィッシュボーンフレームと呼ばれる方式なのですが、一般的なラダーフレームより強度的に劣るので、フレームオフしてフレームを作り直したり補強したり、やり直すのが理想ではありますが、現状走行に問題はなく、アリゾナの外れからロサンゼルスまで自走で牽引されてまいりました。
日本到着後、バラして確認したところ、フレームに錆や衝撃による大きなダメージはなく補修・補強で対応できるレベルと判断いたしました。
せっかくのパイプフレームですので、そのルックスを残してあります。
補強後、実際に走行したところ、揺れは確実に抑えられており、問題なく牽引できるレベルのパイプフレームエアストリームに仕上がっております。

内装は前部のドーム部分を残し、全て内装のアルミを剥ぎ、断熱材から施工し直しております。
アルミ素地で仕上げてあります。
このまま使用していただくことも可能ですし、ご希望でしたら塗装を行い色をつけることも可能です。
床はオーク材のユニ無垢フローリング材を使用いたしました。
ライティングのみ埋設で配線を行い、前後左右4箇所の壁掛けライトと床をぐるっと一周LEDテープライトを回してあります。

前後の窓はガラス調カラーのポリカーボネートにて新調いたします。

内装は新しく、外装はいい感じのやれ具合という仕上がりになっております。
エアストリームではなかなか言われませんが、ラットな仕上がりまたはパティーナな仕上がりになっております。

オリジナルのタイヤカバーも残っているのもこの車両のポイントの高いところです。
大抵は走行中に脱落してしまったり、オリジナルの接続金具が鉄のためアルミとの化学反応で腐ってしまい落ちてしまっている車両が多いです。
脱落防止、また錆防止のため、リベットで仮止めしております。